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【※R18】カラダからはじまってもいいですか?【現パロ】

第5章 第4章 表情




(ん...?)

外の騒がしい音で目が覚める。

見慣れない部屋にいつもと違うベットの感触。

(あっそっか昨日私...)

昨日の行為を思い出して顔が赤くなるが

(えっまってあの後私...!)

自分が果て、そしてその後の記憶がないということはつまり

(そのまま寝ちゃった...)

その考えに辿りつく以外に他にはなかった。

今更だとわかっているが昨日した失態に頭を悩ませる。

自分から誘っておいて乱れるだけ乱れて挙句の果てには自分が果てたら気を失う、これ以上の失態はない。
部長も果てた所を感じられたのが不幸中の幸いとでも言おうか、


(する前の記憶もあやふやだし...はぁぁ...)


いくらヤケ酒でも20後半をいっている人がする事ではないのは明らかで、
ここ1ヶ月で1番深いため息をつく。

(とりあえず服...)

服を探すため少し気だるい上半身を起こす、自分が今全裸という事は多分部長も同じような感じだろうなんて考えていると

『んっ......』

『うぎゃっ!』

腰辺りを引っ張られ視界が180°回転し再びベットに戻される。

『ちょっ部長っ』

ギューッという擬音語がピッタリと当てはまるくらい身体を抱きしめる部長、
部長の胸元に顔があるため顔や表情が見えないが多分寝ぼけているのだろう。

『しっかし色気のねぇー声、昨日の乱れまくった声はどこにいった...』


『んなっ』

寝ぼけた声でそんな事を言われ
顔をあげると目を細める部長がいて

ドキッとする。


(もしかして私この表情に弱い...?)



なんて考えていると

『大丈夫か?』

と声をかけられる

『へ?』

『二日酔い...昨日すごい量を飲んでいたからな...あと腰も』

と私の髪をすくいながら言う部長、
そのさり気ない優しさが心に染みる

(あぁモテそう...)

なんて思うが

『あっはいっ!この通りピンピンしてるので大丈夫です!』

と答えると

『ほぅ...それはヤッたおかげだな』

なんて冗談を言う部長に

『はっ?...でもそれは一理あるかもです...』


驚くも笑いながら答える


『部長もそんな冗談なんか言うんですね』


ジワジワと笑いが込み上げてき、はははっと笑いながら言うと部長は眉をピクっと動かし


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