第17章 噂の白浜くん
「…ちょっと待ってよ夏!」
リビングを出ようとする夏の手首を掴み冬華は引き留めた
「ねぇ、今ラグナレクに入ってるって本当?しかも演劇部って、何を企んでるの?」
「…なぜラグナレクのことを知っている。」
「私をラグナレクに歓迎したいってオーディーンて人に誘われて、その時に夏の事を言ってたの。ねぇ、どうして?あなたが極めたいのは武術のはず、喧嘩集団になんか。」
冬華はそう夏に訴えかける、だが
「俺がラグナレクに入ったのは組織の統率力を得るため、そして演劇部で学園の王子を演じてるのも、人を欺く力をつけるためだ。」
「そんな、、!!どうして、どうしてそんなに悲しいことをするの?そんなことしたって最後には虚しくなるだけだよ」