第16章 高校生活
___放課後
『ねぇやっぱり行くのやめない?』
「何怖気付いてんのよ!どーせあの日から夏くんと話してないんでしょ?」
『そうだけど…あまり関わるなって言われてるし』
そんな話をしているうちに部室に到着したのだが、すでに沢山の人がいた。
「はぇーー相変わらず女子人気がすごいこと!王子は。大丈夫だって!こんなにいたら冬華がいるなんてバレないよ!」
『そうかなぁ。』
そのまま部室に入ると劇の練習の最中だった。内容はロミオとジュリエット、いうまでもなく夏はロミオ役だった。
ロミオを演じている夏、それを見て黄色い声援を送る女子生徒たち。その様子を見た冬華は改めて自分の知っている夏ではないと思い寂しい気持ちになった。