第4章 極付粋合体
千明も憎み口を叩いてたけど流ノ介も茉子ちゃんもことはも侍の覚悟が身に染みていた。
こ「紀保ちゃん、殿様あの……ごめんなさい。うち、もっと頑張ります」
丈「お前は……強かった」
『良かったね、ことは^^』
こ「うん^^」
私は、ことはの頭を撫でながら言った。
流「なんて、寛大な。なのに私は……」
流ノ介は自分を恥じていた。
(あのおでん合体ね)
こ「私は、好きやけど」
流「いえ、償いをさせて下さい」
といって服を脱いで噴水に打たれていた。
千「あいつが一番分かんねぇ」
茉「流ノ介が一番疲れる」
こ「どうしましょう」
丈「帰る」
茉「『風邪引かないようにねー!』」
(流君やっぱりうざい)
流「殿ー!姫ー!」
しばらくだって見に行くとまだ打たれていた。周りの子供も不思議そうに見ていたので流ノ介に近づいた。
『流君、もうそれくらいで良いんじゃない?』
流「姫!」
『ほら、早くでて』
私は、流君を噴水から引っ張って来て、タオルを渡した。
流「ありがとうございます」
流ノ介はタオルを受け取り体を拭いた。
『それから、服。早く着ないと風邪引くよ』
流「大丈夫です……は、ハックション」
『ほら、早く帰るよあ、これ』
私は、していたマフラーを流君に掛けた。
流「それは、なりません!そんなことしたら姫が風邪引きます」
『私は、大丈夫だって』
流「なりません!」
『ハァ~しょうがないなぁ。じゃぁ、これならどう?』
私は、していたマフラーを流君と二人でカップルのような巻き方にした。
流「ひ、姫///!」
『屋敷に着くまで我慢してね///』
流「我慢なんて///(姫にドキドキするとは俺は……家臣失格だ///)」
私と流君はそのまま屋敷まで帰った。屋敷に帰った後、茉子ちゃんとことはに色々聞かれ、千明と丈瑠は不機嫌だった。
丈・千(流ノ介、後で覚えてろ!)
その後流ノ介は、丈瑠と千明にしばかれた。