第6章 大人の時間
烏間「今日から来た外国語の臨時講師を紹介する」
イリーナ「イリーナ・イェラビッチと申します
皆さんよろしく!!」
今日から新しい先生がやって来ました
多分殺し屋だと思います
それより...
なんで殺せんせーにベタベタなの?
茅野「何かすごい先生来たね
しかも殺せんせーにすごく好意あるっぽいし」
渚「うん...でもこれは暗殺のヒントになるかもよ
いつも独特の顔色を見せる殺せんせーが戸惑うときはどんな顔か?」
ニュルフン~
わ、分かりやすいほどにデレデレしてる
イリーナ「見れば見るほど素敵ですわ
つぶらな瞳、曖昧な関節、私とりこになってしまいそう♥️」
そんなとこツボな女いないし
なんかイライラしてきた
今日はあんまり殺せんせーのこと考えないようにしよう
~昼休み~
「ヘイパス!」
「ヘイ暗殺!」
校庭にそんな声が飛び交う
生徒たちの暗殺を眺めていたらイリーナ先生がやって来た
イリーナ「殺せんせーお願いがあるの一度本場のベトナムコーヒーを飲んでみたくて、私が英語を教えてる間に買ってきて下さらない?」
殺「お安いご用です
ベトナムにいい店を知ってますから」
そう言って殺せんせーはメロメロになりながらベトナムの方に一瞬で飛んでいった
さっきまで騒がしかったグラウンドで気まずそうに磯貝くんがイリーナ先生に話しかけた
磯貝「イリーナ...先生?授業始まるし教室戻ります?」
イリーナ先生はタバコを吸い始めて
イリーナ「授業?各自適当に自習でもしてなさい
それとファーストネームで気安く呼ぶのやめてくれる?あのタコの前以外では先生を演じるつもりも無いし【イェラビッチお姉様】と呼びなさい」
殺せんせーの前とはがらりと変わった態度、思わずみんな口をつぐむ
カルマくんがビッチねぇさんと呼びイリーナ先生を挑発すると大人には大人のやり方があるとかなんとかで渚くんにディープキスをした
イリーナ「後で職員室にいらっしゃい。あんたが調べた奴の情報聞いてみたいわ
ま、強制的に話させる方法なんていくらでもあるけどね
あと、少しでも私の暗殺の邪魔をしたら殺すわよ」
いまのでみんなは感じたと思う
『あの先生は嫌い』と