第5章 毒の時間
茅野「...でその毒薬を作ってこいって言われたんだ」
奥田「はい!!理論上はこれが一番効果あるって!!
(でも美羽先生からの宿題はできなかった
やっぱり私には理科があればいい)
きっと私を応援してくれてるんです
国語なんてわからなくても私の長所を伸ばせばいいって」
殺貴女「「おはようございます」」
奥田「あのっ先生これ」
殺「おお!さすがですでは早速いただきます」
ゴクン ゴクン ドクン
殺「ヌルフフフフフありがとう奥田さん
君の薬のおかげで先生は新たなステージへ進めそうです」
そう言って殺せんせーは...溶けた!!
何かいろんな隙間に入り込んでいるし(ヌルッ
え?
貴女「キャーーーー」
いきなり私のスカートのなかに入ってきた
「先生サイテー!溶けて潜り放題だからといって
スカートの中にまで入るなんて!」
もうお嫁に行けない!←
奥田「騙したんですか殺せんせー!?」
殺「奥田さん暗殺には人を騙す国語力も必要ですよ
どんなに優れた毒を作れても今回のようにバカ正直に渡したのでは暗殺対象に利用されて終わりです」
貴女「奥田さん、昨日だした宿題考えれた?
私君の理科の才能は将来みんなの役に立つと思うの
それを多くの人に分かりやすく伝えるために
相手の気持ちを知り、言葉に工夫をする国語力が必要になる
これから一緒に鍛えていこう!」
奥田「はい!!」
良かった
伝えたいこと伝えられた
これからも真摯に生徒たちと向き合っていこう
地球がなくならないことを祈って
~教員室~
殺「今日の美羽先生の言葉は素晴らしかったですね」
貴女「いえいえ、殺せんせーがいてくれたからですよ
私だけじゃ奥田さんにうまく伝えられなかったと思うので」
ゴホッゴホッゲホッ
殺「大丈夫ですか!?」
貴女「だっ大丈夫です
ただの咳ですから」
殺「辛くなったら言ってください
無理しないで」
どうしてこの人はこんなに優しいのだろう
まるで...
死神『無理するな
辛いなら言え。俺がそばにいるから』
夢に出てくる人みたいに
貴女「そういえば明日から新しい先生が来るらしいですよ
英語の先生ですって」
殺「なるほどそれは楽しみですねヌルフフフ」