第4章 4話
(相澤)
「めんどくせぇから一斉開示だ。」
ピピッ
黒板に先程行った投票結果が映し出された。
(緑谷)
「僕3票ー?!!!!」
(爆豪)
「なんでデクに...!!誰が...!!」
(瀬呂)
「まーおめぇに入れるよかわかるけどな。」
(麗日)
(爆豪くんにバレたら怖いな...)
(彩夏)
「...ねぇ、私だけかな黒板の端の方に相澤1票って書いてあるのが見えるのって絶対私だけだよね最近疲れてるからかなちゃんとこれから寝るから幻覚はやめてくださいお願いします...」
彩夏はと言うと、何故か自分に投票されている事にびびり倒していた。
(切島)
「いや、落ち着けよ相澤。見えてるのお前だけじゃねーよ。俺も見えてる。」
(爆豪)
「んでてめぇ自分に投票してやがる...!!!俺にしろって言っただろーが!!」
(彩夏)
「いや、勝手に君が言ってただけだし、私自分に投票してない...」
(上鳴)
「って事は誰かが相澤のことを委員長にしたかったってことじゃん!良かったな!!」
(彩夏)
「いや、そんな気を使わなくても...」
そんな話がここだけでなく、クラス中で起こっていたため、またもや相澤の逆鱗に触れた。
(相澤)
「おい、てめぇら懲りてないのか。」
(1-A)
「スミマセンデシタッ」
(相澤)
「じゃあ委員長緑谷、副委員長八百万だ。」
(緑谷)
「ママママジでマジでか...」
(八百万)
「うーーん...」
委員長は挙動不審で、副委員長はなにか気に食わないと言った表情をしていたが、1-Aの委員長と副委員長が決まった。
(彩夏)
(あ、私が投票した百が副委員長になってる!よかった...)
(切島)
「緑谷なんだかんだ熱いしな!」
(上鳴)
「八百万は講評の時のがかっこよかったし!」
(相澤)
「じゃ、解散。」