第2章 2話
(爆豪)
「オラ、行くぞモブ女」
4時間目の授業の終わりを告げるチャイムがなり終わると同時に爆豪が近寄ってきた
(彩夏)
「どこにでございましょうか。」
爆豪は昼食に誘ったつもりであったが、彩夏は理解することが出来ず、顔を顰めた
(爆豪)
「食堂に決まってんだろォが!!!!置いてくぞ!!!!」
(彩夏)
「ごめん。今日は無理だ。先生に呼ばれてるから。
また誘ってくれる...?」
爆豪は彩夏に返事をしなかった
それを彩夏は肯定ととり、じゃあ、と爆豪の前から去っていった
爆豪はというとまさか断られるとは思ってもいなかったため、呆然と立っていたが切島に話しかけられたことで気を取り戻し
はァァァ?!と教室に声を響かせた
彩夏は廊下を最初は歩いていた
が、早く着きたいという思いが溢れ出しいつの間にか廊下を走っていた
ガチャッ
仮眠室のドアを開けるとそこはこざっぱりした空間が広がっていた
彩夏はソファに倒れ込み、意識を手放した
少ししてから
ガチャッ
という音と共に相澤が仮眠室に入ってくる
(相澤)
「早速使ってやがる...」
と、その声出彩夏は目が覚め
(彩夏)
「ええやん...使えるものは使わしてもらわんと...」
彩夏は眠気たっぷりの声で言った
(相澤)
「いつからお前は関西人になったんだ」
(彩夏)
「たった今からさ。
あ、報告があるんです。ひざ───」
ガチャッ
今度はマイクが騒ぎながら仮眠室へ入ってくる
(マイク)
「おぉぉぉ!!!!彩夏じゃねぇか!!!!
さっきぶりだな!!!!」
(彩夏)
「しくんがやばい。
ひざしくんのせいでバレるかもしれない。」
(マイク)
「え?なになに?俺の話?!!」
(相澤)
「あ?
マイクお前消されたいのか...」
(彩夏)
「だってひざしくん教室で彩夏とか言い出したんだよ...?大丈夫なわけないよ...
私の穏やかな日々が...」
(相澤)
「次教室で呼んだら消す。」
(マイク)
「そいつァヘビィィィィな話だぜェェ」
(相澤&彩夏)
「うるさい」