第2章 2話
(彩夏)
「だよねっ!私も私以外にあったことがないの。これからよろsグェッ」
何事?!締まる首を押さえつつ後ろを振り向くと爆豪が彩夏をラリアットしていた
(爆豪)
「おいコラモブ女ァ...
てめぇ体力測定の結果教えろやゴラァ」
何故ラリアットされているのか、イマイチよく掴めてない彩夏は爆豪を挑発してしまう
(彩夏)
「なんですかァ?モブ男君よ...そういう君はどうだったんですかァ?
どうせ、最下位なのでは?」
爆豪も爆豪で売られた喧嘩は買うタイプな人間のため彩夏と爆豪で喧嘩が勃発する
(爆豪)
「はぁぁ?この俺が?最下位??はっ笑わせんな
最下位は無個性のデクだ!!!」
(彩夏)
「ねぇ...今。無個性って言った?」
無個性、という言葉に反応した彩夏
無意識に爆豪への距離が近距離になる
(爆豪)
「ッッ!!!あ?言ったわ!」
(彩夏)
((無個性で雄英進学...?出来るの?))
彩夏は思考をめぐらす
いや、前例がないだけで入学者の必須条件ではなかった。本当に無個性だったら?
そうなのであれば彼?はどんな努力をしてきたのだろうか。
個性がない。たったそれだけの事なのに。
たったそれだけの事が今では大きな差で。
個性か...
私と姉さんを隔てた原因となる大きな問題である。
神様は不平等だ。