• テキストサイズ

【ヒロアカ】ImageHero Dream

第9章 9話



(彩夏)
「せめて飛ぶ時は言ってよ!!」

爆豪回収係のふたりの言葉に聞く耳を持たない爆豪

(切島)
「でもこれで通過は確実...」

今まで悔しそうな顔で奥歯をかみ締めていただけの爆豪がいきなり怒鳴り始めた

(爆豪)
「まだだ!!!」

(瀬呂)
「はああ?!!」

爆豪の言葉にいち早く反応した瀬呂

驚きが隠しきれず顎が外れるくらいに口が空いている

(爆豪)
「完膚なきまでの1位なんだよ、取るのは!!

さっきの俺の単騎じゃ踏ん張り気かねぇ

行け!!
俺らのポイントも取り返して1000万へ行く!!」

(瀬呂)
「ったく!」

(彩夏)
「わかった!!」

(切島)
「おう!」

(爆豪)
「しょうゆ顔!彩夏!テープ!!」

(彩夏)
「了解!」

(瀬呂)
「瀬呂なっと!!相澤!いくぜ?!」

(彩夏)
「わかった!せーーーの!!」

彩夏の掛け声に合わせて瀬呂と同じタイミングで物間チームの騎馬がいる付近へそれぞれテープを伸ばす

(彩夏)
「勝己!いいよ!!瀬呂くん!!」

(瀬呂)
「おうよ!!」

彩夏と瀬呂が同じタイミングでテープを回収したことにより、一気に物間チームの騎馬へと近づくことが出来た爆豪チーム


物間はそれに気が付き、咄嗟に円場の個性でまた防御するが先程よりもスピードが着いてきているため安易に割れてしまう

そして爆豪が物間チームから元自分達の持ちポイントであったハチマキを取り返した

『爆豪!!容赦なし!!

やるなら徹底!彼はアレだな、完璧主義だな!!
さぁさぁ時間ももうわずか!!

残り時間20秒───』

/ 173ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp