第9章 9話
「派手な動きで見てるこっちも楽しいやなー!敵と戦ったってだけで こうも差が出るかねぇ!」
《やはり狙われまくる1位と猛追を仕掛けるA組の面々共に実力者揃い!
現在の保持ポイントはどーなってるのか...7分経過した現在にランクを見てみよう!》
「あれ...?なんか」
《...あら?ちょっと待てよコレ...!
A組緑谷以外パッとしてねぇ...ってか爆豪あれ...?》
1 A 緑谷チーム
2 B 物間チーム
3 B鉄哲チーム
4 B拳藤チーム
5 A轟チーム
6 B鱗チーム
7 A爆豪チーム
8 B小大チーム
9 B角取チーム
10 A峰田チーム
11 B心操チーム
12 A葉隠チーム
(彩夏)
「やばいっ!かつ──────」
彩夏が叫ぶ
するとB組物間が爆豪のアタマにあるハチマキを通りすがりざまに取って行く
(物間)
「単純なんだよ
A組」
(爆豪)
「んだてめぇコラ返せ殺すぞ!!」
(彩夏)
「やられた!」
(物間)
「ミッドナイトが"第1種目”と言った時点で予選段階から極端に数を減らすとは考えにくいと思わない?
だから、おおよその目安を仮定しその順位以下にならないよう予選を走ってさ
後方からライバルになるもの達の"個性”や性格を観察させてもらった
その場限りの優位に執着したって仕方ないだろうに」