第1章 双子の家出
ゾルディック家のある一室
銀色の髪をした少年と少女がいた
「なあ、ミツキ」
少年が少女に話しを掛ける
「なに?キル」
返事をする少女
「表の世界に行ってみたくないか?」
びっくりしたように目を見開く少女
「表の世界‥‥‥‥」
「俺は行ってみたい。っていうか、見てみたいんだ」
と少女に向かってキラキラした目でいう少年
「私は‥‥キルが行くなら行く。キルがいないのは嫌」
と少年をまっすぐ見つめる
「俺も同じ。ミツキがいないなんて嫌だ。一緒にいこーぜ」
と手を差し出す
その
手を取り立ち上がる。
キルア=ゾルディック
ミツキ=ゾルディック
二人は双子の兄妹。