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はじまりはいつもそばに
第1章 再会の夜
純 side
「…」
俺は彼女にこう告げられた時、
自分の中で何かが解き放たれた気がした。
「あっ…」
「中野…っ」
気づくと彼女にキスしていることに気づく…。
まだ子供だと思っていたのに…
潤んだ目と、真っ直ぐな視線。
なんだか今日は大人に感じて…。
10歳も年下の彼女に、
不覚にも甘えてしまいたくなった。
「ねぇ、もっと…」
そんなセリフどこでならったんだよ…。
止められるわけがなかった…。
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