第1章 生きて。
かわいい彼女はもう居ない。
綺麗になり、子供も生まれ、優しい婿に愛されている。
今も彼は彼女の隣で微笑んでいる。
あぁ私はどうしてしまったのだろうか。
彼女を見ると謝罪の言葉しか出てこない。
闇ドクター「…ごめんね(ボソッ)」
キャップ「闇?」
闇ドクター「んー?」
キャップ「大丈夫?」
闇ドクター「別にキャプテンに心配されるような死神様じゃありません」
キャップ「なっ!!」
闇ドクター「キャプテンは大人しくドクターを幸せにしてたらいいの!」
キャップ「ぅう…」
10年経っても彼は変わらない。
10年前に彼女に取り憑かなければあと1週間の命ももっと長く繋げていたのに。
私のせいで彼女はもっと生きるはずだった人生を短く壊してしまった。
彼女が死んでも私は存在してしまう。
もう私は彼女と同じ体ではないからだ。