第1章 大切に
ドール「ナナ~なんで来なかったの?」
メテオ「え?」
ドール「事務所で大事な話あったんだよ?メール来てない?」
メテオ「え?!」
メテオ「きてないよ」
ドール「ええ?!」
ドール「…それなら、事務所側誤解してるかもしれないから、メールが届いてませんでした って謝り行った方がいいよ?」
メテオ「うん!ありがとう!」
カッカッカッ…
ドール「なんの用」
ヒドラ「バレた?」
ドール「当たり前」
ヒドラ「さっすが♡」
ドール「それで、用はなに?」
ヒドラ「いや、お前邪魔だな…って」
ドール「そっか、それならもうあいつとは関わらない だから殺しはしないで」
ドール「大切な人がいるの」
ヒドラ「でも絶対関わらないといけない人物じゃん?」
ドール「お願い 殺すなら…」
ドール「全力で応答する」
ヒドラ「そこまで?わかった、殺らないからさ☆」
ドール「殺ったらあいつが離れていくから…でしょ?」
ヒドラ「せーかい♡」
ドール「あたしも元は殺人ドールだったんだ 君とは気が合いそうだよ」
メテオ「ね~スティーブぅ~」
ヒドラ「なに?」
メテオ「もしも俺との赤ちゃん出来たらどうするぅ~笑」
ヒドラ「…」
ヒドラ「そうだな、いいんじゃないか?」
メテオ「え~ほんとー笑」
ヒドラ「あぁ」
ヒドラ『そんなこと無いだろし…』
スティーブが大好き。
だからずっと一緒にいたいし、離れたくない。
嫌われたくもない。
俺はどうなってもいいからさ。
でもさ、今はすごく熱っぽいんだ。
熱でもあるのかもわからない。
どんどん酷くなってる。
怖い。
怖いよ。
スティーブ。