第4章 依存
メテオ「ヒック… ウッ… 」
ヒドラ「ナナ…」
メテオ「1人にしてよ…」
ヒドラ「だめ」
メテオ「いやだ…」
ヒドラ「なんでだ」
メテオ「人といたくない」
ヒドラ「僕は人じゃない」
メテオ「屁理屈」
ヒドラ「(#・∀・)」
ヒドラ「そんなに辛いのか?」
メテオ「死にたいくらいに」
ヒドラ「…」
ぎゅっ
メテオ「痛いいたいいたい!!」
メテオ「…?ロープ?」
ヒドラ「死なないでね…」
メテオ「…さすがに赤ちゃん失って死んで無駄にしないよ」
メテオ「スティーブは大好きだよ」
ごめんね。
俺は赤ちゃんも大好きだったけどスティーブも大好きなんだ。
好きな人を2人も失いたくない。
こんな冬の寒い日。
今日は俺の誕生日だった。
♪。.:*・゜♪。.:*・゜
赤ちゃんを堕ろしてから約3ヶ月。
俺は徐々に回復してゆき、この頃にはもう回復した。
精神的にも回復した。
スティーブとはあまり喋れなかった。
怖かったんだ。
今度また赤ちゃんできたら堕ろされるなんて考えたらもうしなくないなんて考えて。
怖くて仕方ない。
もう辛い思いはしたくないんだ。