第3章 堕胎
メテオ「んっ…!んんん~…」
ヒドラ「ナナ!」
メテオ「あれ?スティーブ?」
メテオ「っ!!」
メテオ「あれ?!赤ちゃん…は…?」 スっ…
バッキー「…」
メテオ「え…な、なんで…」
メテオ「そんな…!!俺の…子…」
メテオ「スティーブは俺との子供できたら嬉しいって…」
ヒドラ「…」
メテオ「そんな…」
メテオ「嘘だ…あああぁあああぁぁああ(泣)」
メテオ「ああぁああぁぁぁぁああ(泣)」
ヒドラ「…」
ぎゅっ
俺とのスティーブの赤ちゃんを堕ろされた。
俺は産みたかった。
スティーブから嫌われたくはないし、一緒に居たいけど、赤ちゃんとも一緒に居たかった。
母子手帳も無駄になっちゃったな。
馬鹿みたい。
ごめんね。
こんな親でごめんね。
まだ外は寒い冬で、朝日が登っている冬の空で俺以外はいつもの日常生活が始まっていた。