• テキストサイズ

好きになってもいいですか。~声優さんと恋をしよう~

第5章 不安


私は見ていられなくなって
エレベーターのある方に向かって走った

『はあ、はあっ』

どうして出会ってしまったんだろう

どうしてこんな苦しい気持ちが生まれるんだろう

梶さんと離れないと…

そう考えると

胸が痛くなった


『ちがう…ちがう、これは…っ』



……恋じゃない


認めてはいけない

認めた時点で私は


きっと崩れてしまう


胸が苦しい…


私は思わず涙ぐんだ

『くっ…うぅ…っ』

私はすぐ側の会議室に入った


『う…っうう~っ…』

声を殺して泣いていた
/ 60ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp