好きになってもいいですか。~声優さんと恋をしよう~
第5章 不安
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「あ、これ可愛いじゃん!あ、これも!あとこれとこれと…」
『あ、あの…梶さ』
「はい!これ試着してきて」
ここは梶さんの家から歩いて5分くらいのとこにある大型ショッピングモール
お店に入るやいなや、すごく楽しそうにいろんな服を取ってきて私の身体にあてている
そして
(試着してって…すごい量)
ファッションショーのモデルかってくらい沢山の服を試着させられるハメに
「うんうん、どれも可愛い♪
店員さーん、これ、全部くださーい」
梶さんは両手いっぱいにあふれる服を持ってレジに向かう
『ちょっ、梶さん!さすがに多すぎです!』
「いいからいいから、全部似合ってたから全部着てほしいの!」
(いやいや、合計金額ハンパないじゃないですか!!)
唖然としている私をよそに
梶さんはさっさと会計を済ませ
「次は化粧品買いに行くよー♪」
そう言って化粧品のフロアへ向かっていった
『え、ちょっと待ってくださいよ~!汗』