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君は小生の宝物/葬儀屋/黒執事

第14章 アウローラ学会




ー2日後ー







「(……はぁ……あぁん…あぁ…ま、まって…くださ…い…)」






1等のスイートルームに設置されている大きな天蓋付きのベッドがギシギシと音を立てながら揺れている。







「(あぁん…あぁん…!アンダーテイカーさん…わたし…また…イッ…ちゃいま…す……)」






「おやおや、もう何度目だ〜い?こんなに乱れちゃって…可愛いよマリアンヌ……」





「(あ…あぁん…!あっ…もう……!いやぁぁぁぁん…!!)」



マリアンヌはギシギシと軋むベッドの中で絶頂に達したのか、全身を小刻みに痙攣させながらかたく目を瞑った。


まもなく夕刻。


アンダーテイカーはランチから戻ってくると、すぐにマリアンヌをベッドに押し倒した。

そこからマリアンヌは休むことなくベッドに沈められたままだ。

もう何度達したかなど数え切れない程にアンダーテイカーの愛を一心に受け止めている…




「まだだよ?まだ終わりじゃない…だから、ホラ…目を開けて?マリアンヌの美しいヘーゼルの瞳を小生に見せておくれ?」




「(あぁん……アンダーテイカーさん……わたし…もう……)」




薄っすらと開いた目はジワリと涙で潤んでいる。そして下半身はピクピクと震えていてまだ絶頂の余韻が残っている様だ。



「そうだよ、いい子だね…」



その可愛らしい目元を優しく撫でてやるが、潤んだ瞳で見つめられてしまえばアンダーテイカーの理性など簡単に崩壊してしまう。



「マリアンヌ、愛しているよ…」



「(あ、あぁん……まって…んん……アンダーテイカーさ…ん……)」



まだまだ愛し足りないアンダーテイカーは、窓から差し込む光がオレンジ色に変わっても構うことなくマリアンヌを抱き続けた。




しかし今夜は例の集会だ。



アンダーテイカーはマリアンヌをベッドの中で揺さぶりながらもチラリと時計を見ると、これで終わりにしなくてはと考える。


まだまだ抱いていたいが仕方がない。


名残惜しいがマリアンヌの支度もあるのだ。


アンダーテイカーはより一層激しくマリアンヌの身体を貫くと、最後の一滴まで絞り出す様にその最奥へと愛を放った。









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