Sapphire〈小悪魔系男子にご注意asobase?〉
第51章 告白⑤
カズ「さて。続き話そうかな…」
さっき感じた
抱き締めたいっていう感情と…
聞いて、俺を嫌いにならないで…
色々な思いを抱きながら… 俺は
カズ「自分で、潤くんと連絡を断っておきながら俺は不安だった。潤くんと翔ちゃんが、心通わせてんじゃないか?とか。高校卒業して探偵養成所専門校に1年通って… 『焦るなまだ早い!人を探す為の色々なものまだ身につけてない!』って言い聞かせて… 半年就職先で現場とか経験して… そこで、ようやく同じフィールドに立った。潤くんと…」
翔「半年… 私もその少し前くらいに潤さんと…二宮さん、確認で聞くんです。深い意味は無くて… あの女性とは、探偵養成所校とかでのお知り合いですか?」
翔ちゃん… 全くキミって娘(コ)は
そんな目に合わされたのに…
カズ「翔ちゃん… サスガ鋭いね。けど優し過ぎ!あんな目に合わせた女の事を悪く言わない様に… とかさ。気ぃなんか使わなくていいの!」
翔「けど…」
カズ「けど …それが翔ちゃんだもんね?あの女は俺が所属してた劇団の劇団員仲間」
翔「劇団員仲間?」
想定外の俺の言葉…
驚いている翔ちゃん…
だよね?
けどね翔ちゃん…
翔ちゃんにマタ巡り逢う為…
守る為に…
必要な事で…
それは
俺ばかりじゃなくて…
俺は小っちゃく吐く息を吐き出して…
話をするから…
聞いて?
翔ちゃん…