Sapphire〈小悪魔系男子にご注意asobase?〉
第20章 明日からマタ頑張ろう?
家のリビング、妃那ちゃんが横たわっていた場所に座って、あの人のいたとこ見つめてた
あの人、私と性格が似てるから分かる。社会でもあまり上手く生きれなくて。でも、家族の為仕事してた
母親はそんなあの人に苛立ってたんだろう
許ないの分かるよ。外に癒しを求めて他の人と……
私だって許せないもん。でもさ、なぜそうなったかを考えもしないで、そればかりを責めて関係を修復しようなんてサラサラ無くて……
出てって…… あの人が浮気しなくてもきっとこの家は……
『アナタ達居なければ』
って言ったけどさ、親が子供選べないように、子供だって親は選べないんだよ?
カズ「大丈夫。悪いようにはしないからね?」
皆。私のこれからを思って頼んでもいないのに……
ナンテ口が裂けても言えない……
思ってくれるのが辛いの……
カズ.雅紀『「泣きたい時は泣け」』
相葉先生の言葉と一緒の言葉……
我慢できない私……
翔「子供は親を選べないの! 性格や顔が親と似て当然じゃない! 勝手に揉めて喧嘩して! 何も知らないくせに! 妃那ちゃん悪くないのに責めて! 居て欲しくないって言う! 一度道を反れたら二度と光の射す場所へは戻っちゃいけないの?」
カズ「違うよ? 俺と新しい思い出作ってこうよ? 泣きな。そして明日からマタ頑張ろう?」
堪えきれない涙達
私は大声で……泣いたの