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Sapphire〈小悪魔系男子にご注意asobase?〉

第20章 明日からマタ頑張ろう?


 翔side

 退院が決まっても「一人で生きていく!」強がりが通じない事位、私にだってわかってる

 翔「本人が覚えてない物無効だもん」


 相葉先生が持ってきた書類、後は判を押すだけ、保証人の欄

 智さんと潤さん名前が書いてある


 カズ「じゃあどうするの?」

 翔「家に戻ります。良くして頂いて感謝してます。二宮さん忙しいなら無理して……」

 カズ「何? (笑)最近逢う時間短いの気にしてる? 大丈夫。今ちょっと忙しくてね、マタさ……」

 翔「そんな事思ってないし、言ってません! 何で皆でほっといてくれないの?」

 カズ「おバカさん、ほっとける訳ないだろ?」


 分かってたもん……無理な事ぐらい。家に戻ったって住める状態じゃないって……母親がいた頃は、ピアノ講師をしてこの家を維持してた

 それがなくなった今はもう……


(妃那ちゃんフランスに早く行かせて良かった)


『信じられないわ。あれだけの事しといて良く戻ってこれたわね……』

『あの子がいたらお姉さん戻ってきちゃうじゃない。あんな事件起こした子が戻ってきたら……』


 何も知らないくせにっ。無責任に……

 本当の事知らない。知ろうともしないのに憶測だけで……


 それがどんなに、人を傷つけるか分からないなんて


 想像力の足りない人達ばかり! 

 本当最近そんな人や事ばっかり! 

 ガンバッテ

 オモテデハ

 イウケドサ

 ウラデムジカク

 オモッテナイヨネ


















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