Sapphire〈小悪魔系男子にご注意asobase?〉
第78章 私が…
翔side
園に帰宅ー談話室ー
鼻歌(フンフンフフゥーン)(カズ)
二宮さん凄いご機嫌だ…… 顔見るのが怖い……
潤『~カズまだ甘いな。翔はあの集中力で……話聞いてなかったと思うぞ?』
カズ『マジかぁ……』
私、"話を聞いてない" のでは無くて"想いを巡らせてた"が正しんだもの
二宮『~潤くん姉ちゃんの事本気なんですよね?』
潤『本気です』
二人の想い。和奈さんの想い
二宮さんのご両親や、おじい様の想いを
思いを巡らせていた
二宮さんが『マジかぁ』と天を仰いだ後
潤『いや真面目な話。これから、二人の関係がどうなるか分からないけど…… いつか子供が生まれたとして、親の思いで縛る事はいけないけれど。選択肢の一つとして…… 子供自身が二宮家の後を継ぐ事もあり…… かな…… とか』
カズ『一番は、俺が二宮家を継ぐ事だよね?』
それを聞いた途端
私、気が付いたら
翔『私が二宮家に入って、家業を修行して継ぎます!』
そう叫んでたの……