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Sapphire〈小悪魔系男子にご注意asobase?〉

第77章 彼の姉の想い人


 カズside

 カズ『お待たせ、多分俺が当たりを付けた人』

 母親達の、怒涛の告白タイムの話の後、翔ちゃんの家族の対する思いを聞いて。それを受けて俺も告白して。きっと翔ちゃんは自分の事責めてるんだろうなって…… なのにあの話じゃさ…… けど、姉ちゃんの話を聞いて翔ちゃんは気付いたみたいだけど…… 今度は恥ずかしいとか思っちゃってんだろうね? 可哀想に…… 涙ぐんでんの。負のループの中に入り込んじゃった翔ちゃんを救いますかね? 姉ちゃんの話の中に出て来たあの人。どういう事か聞こうじゃないの! 

 潤『それは多分俺の事かな?』

 そう言って入ってきたのは、やはり潤くんで

 潤「何で、分かった?」

 カズ「本音の部分はどうであれ、つい最近まで後を継ぐって言ってた姉ちゃんが、急に気持ちを変えた事。その理由が潤くんなら、会って間もない…… 意外に乙女な姉ちゃんは、心を寄せた人に毎日会いたいタイプだから。もしかして居るかなとカマかけました」

 潤「マジで…… 怖い奴だなお前は」

 呆れたように、俺と翔ちゃんが並んで座るソファーの前、姉ちゃんの隣に座った潤くん。潤くんを見てビックリし過ぎて、声も出ない見たい













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