Sapphire〈小悪魔系男子にご注意asobase?〉
第70章 俺は貴女を守り抜く
だからもう
一人で
泣かなくて良いからね?
そう大野さんに返すと
安心したように
マタ、いつもの様な優しいフニャンとし戻ったんだ……
そして……約束の日
翔.妃那「二人で大丈夫……」
うん。思った通りだ
そう言うと思ってたよ
俺も、大野さんも
けど、そんな泣きそうな顔で言われてもね
『はいそうですか』
って言うわけないでしょ?
お父さんが入所している施設、日本家屋の平屋建ての
本当に綺麗なトコでさ
安堵の表情で二人
翔.妃那「思ったより綺麗……」
そう、呟いたんだ