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Sapphire〈小悪魔系男子にご注意asobase?〉

第63章 良かったね。素敵な人に思われて


 翔side

 翔の部屋

 茉莉『翔ちゃん私も話があるの。孝次くんの事で…… 聞いてくれる?』


 そういった茉莉ちゃんだけど、緊張してるのかなかなか言い出すことが出来ないみたい。いつもはちょっとやそっとの事じゃ動じない。そんな感じの女の子に見えるけど

 そうだよね? 茉莉ちゃんだって何かしらの事情があって園にいるのだろうし


 これまで私の話を聞いてくれたり一緒に泣いてくれたりした茉莉ちゃん

 感謝してるの

 茉莉ちゃんがいたから

 園での生活も、思ったより楽しく過ごす事が出来たから


 今度は私が茉莉ちゃんの力になりたいの! 


 カフェラテをコップに移して、茉莉ちゃんの前に置くと

 茉莉「凄い几帳面だね翔ちゃん」

 って茉莉ちゃんが、微かに笑ってくれたから経緯を話すと

 茉莉「アハハ! 何か二宮さんらしいね」

 翔「本当不思議な人だよね? 二宮さん。 一見、聞いた事とか煙に巻いて違う事答えてるようで、その実きちんと聞いた事に答えてたり。そうやって人の心を解きほぐしてくれるのが上手なの。二宮さん」

 茉莉「良かったね。二宮さんの話をしてる時の翔ちゃん幸せそう!」







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