Garnet 真恋 ~初恋と宝石Ⅲ~ Kazu.N
第22章 珠稀ちゃんの苦しみ 担任の罪②
ようやく落ち着いた、翔ちゃんと珠稀ちゃん
園まで送る事にした(俺の車遠慮されたけどね)
あの後二人は、自分達の境遇を話してくれて。俺まだ恵まれてた。二人の様子を見てかなり人に対する警戒心が強いと、人を信じきれてない感じのする翔ちゃんと、大きな広い心で包み込む度量が必要な珠稀ちゃん。俺達は顔を見合わせ言葉は無くても彼女達を、好きになった人守ろうね! そう目と目で会話したんだ
ただ今園にお邪魔しています
着いた時に子供達に見つかり、気づいたらリビングでコーヒーを頂きながら、子供達に囲まれています
学校終わりの子からワラワラと増えていきます
園の施設長さんが、小学校から戻って来られ
施設長「皆部屋に」
ただならぬ空気に、不安気な子供達を見て、俺と相葉さんは「少しの間なら見てますよ」と「部屋には戻りたくない」という子供達の為、遊戯室で遊ぼう! という事になり俺達も一緒に過ごす事に
先生方やボランティアさんも一緒当然だけど
マナミちゃん可愛い小柄な女の子だった。その傍に騎士の様にレイくんかな?
面白いのは好意的なのは小さい子達で、年齢が上がるにつれ何となーく
すげえ警戒されている感じがビシビシ伝わって来たんだ