Garnet 真恋 ~初恋と宝石Ⅲ~ Kazu.N
第18章 おしゃれなカフェでランチです
翔『あ、明日? あのその……』
(焦ってる焦ってる(^_^))
雅紀『翔ちゃーん? 何なら俺も行くよー 』
(横からうるさいな!)
カズ『相葉さん! うるさい!』
珠稀『じゃあ私も付いてくよ?』
(ん? 電話の奥小声で女の子の声が……)
カズ『誰?』
翔『あー、すみません友達です……』
カズ『いいよ。友達も一緒にさ。それだったら来やすいでしょ? とにかく、明日聞いてほしい事があるんだ』
翔『分かりました……』
カズ『……翔ちゃん? 元気無いけど何かあったの? 話聞くよ?』
翔『……ありがとうございます』
で、火曜日翔ちゃんとデート!
では無くて、相葉さん、翔ちゃんの友達の珠稀ちゃんも一緒ですが、おしゃれなカフェでランチです
ー回想ー
先週の、金曜日相葉さんに告げられた衝撃な事、あり得ない事してくれたな!
雅紀『カズ、コレとコレ……』
ノートから紙を1枚切り離した?
〈来週火曜日営業します〉
カズ『は? 何これ?』
そんな指示してねぇよ! ん?
カズ『アイツの字?』
雅紀『カナさんさ、翔ちゃんとカズが話ている時戻って来てさ、翔ちゃんに『カズと二人きりで話している間に申し送り増えたから』って、それから……』
珠稀「お話しの途中すみません、その中に、私が聞いた話が……誤解しないで下さいね? 翔ちゃんは自分からは……私から聞いたんで、翔ちゃんは大人しい子で、鈍感ちゃんだから気がついて無いけど。貴方の事や……その方の事……ですよね? それ?」
打てば響くタイプか……チクリと牽制を……当然だわな。翔ちゃんはほわっとした女の子だけど、正反対の……美人……
俺は頷いて……静かだな……ふと相葉さんを見ると
ほー! 珠稀ちゃんを気に入りましたか……ほー!
でもからかうのは後だ……
今はとにかく謝らなくちゃ
カズ「本当に御免なさい。聴いて頂だこうかな……」