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Garnet 真恋 ~初恋と宝石Ⅲ~ Kazu.N

第11章 子供達の遊び心 


 カズside

 カズ「『俺は目立ちたいんだろ』って言う子供だったな。で相葉さんは『ねえ、ブルー可哀想』って泣くタイプ(笑)」

 翔「そうなんですか? 『ブルーやった!』翌日のテレビで健ちゃんの中で解決してたのに。園に残ってた女の子達三人が……知抄ちゃんがナゼ? って顔しながら『治ったのに負けるって』萌ちゃんは呆れたって感じで『治ったからいつもの猫パンチ?』留めは鈴奈ちゃんが『昨日は特別パワー貰ったのに使い方知らなかったのかも』……話大きくして……」

 二宮さんは私の話を多分……面白いという感じで聞いて下さってつい何時もより饒舌に……

 翔「大人は、直ぐ想像出来る範囲内の理由とか考えるのに子供は……年長の子供達も分かり掛けて……なのに色々な理由を考え出して遊んでる。年長の男の子達は小さい子達にせがまれて、ヒーローゴッコ『やーだーよー』とか言いながらすぐ負ける敵キャラをしてあげて……可能性を伸ばすのも、助けてのサインを察するのが大人の役目なのに……」

 カズ「そうだね……幸せだ子供達。俺ね、老舗旅館の次男坊でさ兄……長男優遇の空気が……独立したい……チャンスだ? とか考えた結果がさ……」

 家を出て、今の状況を話て下さった二宮さん。前に相葉さんに少し聞いだけど……『大変でしたね?』や……『間違えた選択でしたね?』『大人の都合で子供の事を振り回さないで!』……とか感じたり思ったりしたけど何も言えないでいると


 カズ「翔ちゃん? 大丈夫? には見えないな……今の話からして大人の都合で子供を振り回すな! が近んじゃない?」


(何で?)





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