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Garnet 真恋 ~初恋と宝石Ⅲ~ Kazu.N

第89章 彼女のお父さんが俺に会いたい?


 ー行き付け飲み屋ー

 たまには一人になりたい時もあるのに……


 カズ「何で貴方達が居るんスか?」

 智「あしたは休み~」

 雅紀「遅番~」

 潤「明日は休み~」

 カズ「どうしてここが? …… 聞くだけ野暮でした」

 潤「情報は黙ってても…… 鈴奈ちゃん.萌ちゃん.知抄ちゃん」

 智「オイラは健.颯汰くん.奏汰くん.拓くん.玲くん」

 雅紀「カズは? って聞いたら『イキツケー』って愛実ちゃんが」

 カズ「アナタ達の事言ったら『アンちゃんとリカちゃん一人にするな』って言われるだろなー」


 全くあの子達は! 


 潤「それはお前も一緒! 情報で翔ちゃんと、珠稀ちゃん元気ないって!」

 雅紀「出掛ける時に、凛ちゃんには『しょーちゃゲンキない』瑠璃ちゃんには『たまちゃんがエンエン』那緒ちゃんには…… ジーって見つめられた」

 智「オメー! 翔ちゃんに何した? 泣かせたら分かってんだろうな?」

 カズ「シスコン…… 相葉さん意外と元気っすね?」


(珠稀ちゃんの事済んだら、翔ちゃん俺の事考えるって言ってくれたもんねー)


 雅紀「珠稀ちゃん、幼少期が原因で…… 色々傷付けちゃったんだけど…… 昨日『手紙書いた』って……」

 智「珠稀ちゃんの事が済んだらって、何かあったんか?」

 潤「こんなトコで、油売ってていいのか? カズも、相葉くんも、大事な彼女達ほっといて……」

 智「『俺の事考えてくれる』って口に出ったぞ」

 カズ「マジ?」

 雅紀「今日は珠稀ちゃん遅番で…… 手紙怖くて…… でもきちんと読んで向き合う! 帰るね!」

 カズ「翔ちゃん夜勤明けだから…… 疲れてると思って…… 俺も帰る……」


 智「あ! 二宮くん! うちの父ちゃんがオメーに会いたいって言ってたぞ!」


 翔ちゃんの…… お父さん? アイタイ? 















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