Garnet 真恋 ~初恋と宝石Ⅲ~ Kazu.N
第60章 知抄ちゃんの不安。悲しみ。苦しみ。大事な幼馴染み
二宮さんいつも凄いな……
これだけ人の気持ちが分かる人も珍しいよね?
この人なら……私信じてもいいかなっ? て思えたの……
知抄「保育園年長の時にね、ある女の子がお昼寝の時間にお尻とか触って来てビックリしちゃって……」
奏汰「その子の双子の兄もさ、フザケテ保育園の机の上に乗ったんだって。そしたら他の子供達も…… 知抄先生に報告しに行って……」
知抄「怪我すると悪いと思ったの……で、私が言ったばっかりに……クラス皆正座を……『私は何もしてないのに』ってつい……先生は『ごめんね』って言ったけど……」
翔「連帯責任……闇雲に正座をさせた訳で無くて、机に乗る事の危険さ。を教えたくて……と。ナゼ上がったらダメなのか? 園にも担任が来られて、説明があったんです……」
翔.珠稀.颯汰.鈴奈.萌「知抄(ちゃん)。奏汰(くん)を助けてあげられなかった……」
カズ「毎回思うけど……又周りが? ……それに7年前の事……皆には関係ないよ? ……」