Garnet 真恋 ~初恋と宝石Ⅲ~ Kazu.N
第6章 打算の代償
18才で師匠に就いて、21の時調理師免許取得の為に一年間専門学校に……23の秋、同い年の娘さんのカナと結婚をと……顔見知り程度だった……認められている……両親もって思ってしまったんだ
老舗旅館は好きだけど……兄と弟……親戚含め、長男優遇主義で跡継ぎ=長男の空気
兄を恨む気持ちは無くプレッシャーで大変そうなんて考えたり、アッサリと家から離れられたのは兄のおかげだって感謝してた位だ
だから結婚の話を受けた、若い年齢で店を任せられた嬉しさ
新店舗オーナーシェフ、結婚、聞えは良いが現実は師匠の店のやり方味等極力崩すなという事、娘が俺を気に入ったから選ばれただけ……
両親が何故か二宮姓だけは……嫁としてなら結婚を……婿にだけは……と……強く拘った
大野さん相葉さん潤くんも同じで……今は感謝しかないんだ
二宮の家に嫁に来たなら……俺も案外古い考えだったらしいね……
自業自得、打算的な考えで人生決めた事初めて後悔した
結婚3……1日で……確かに父親は成功者かも知れないけどアナタはさ娘なだけで……母親と昼間……夜も贅沢な買い物とか友人とか……
直ぐね大野さん相葉さん松本さんにバレましたよ
三ヶ月後翔ちゃんに出逢って……たった週1日のバイト……増やしてと頼んだのに……辞めるかもって最近……お願い側に居てよ翔ちゃん……