Garnet 真恋 ~初恋と宝石Ⅲ~ Kazu.N
第56章 もう…イヤなの人を信じて裏切られるのは…
翔side
翔「二宮さんから『話がある』からって…」
珠稀「うん…」
カズ『翔ちゃん、俺ね離婚が成立したんだ』
カズ『~良い子だなって思っていました。大好きです』
カズ『~少しずつ俺の事知っていって欲しんだ。だから…』
珠稀「うん…」
翔「二宮さんの言葉が回っているの…私…バイトの事はmailで…済んだ筈だし、結婚している人に逢いに…二人きりで…そこから間違ってるもん。何か期待してたのかな?だから二宮さんも…」
珠稀「翔ちゃんが私に言ってくれた言葉。そのまま返すよ。一歩踏み出したら?」
翔「ムリぃ」
珠稀「何で?二宮さんずっと想いを示してくれていたの、本当は気付いてたもんね?離婚って聞いてどう思った?逢いたかったから行ったんじゃないの?」
翔「ハッキリ言うね。珠ちゃん。いつか別れる日が来るんだよ?最初から深入りしない方がいいんだよ…」
珠稀「気持ちは分かるよ。でもさ…」