Moonstone キミはキミだよ【Kazu.N】
第6章 本当の彼女
カズside
俺、本当の彼女が知りたいって思ったんだ
きっと何か抱えている彼女を……俺この時には……もう‥
16日月曜日松本センセに彼女の生徒会入り打診してみよう。うん
ー
16日月曜日生徒会の後
潤「櫻井翔? サクラ姫を?」
松本センセは少し戸惑った表情……てか、サクラ姫? 櫻井翔……ちゃんっていうんだ……名前が分かってついニヤケてしまう俺
相葉さんは、相葉ードだし……変わってるよね?
若いし、イケメンだから女生徒に人気あるし、話分かるから男子には兄貴みたいな存在なんだ
カズ「そ、櫻井……さん彼女優秀そう!」
潤「ほー。分かった打診してみよう。珍しくカズのコの頼みだしな!」
松本センセが思案してるんだけどさ、俺ちよっと浮かれ気味でさ、気づかなかったんだよね
センセの意図を……センセがニヤケて俺見てるの
いつもなら、『細かい事まで良く気づく』冷静沈着と言われる俺がさ
カズ「明日生徒会室にって言っとくよ。後の役員の希望は?」
俺が首を横に振ると
潤「O.K.!」
松本センセが返事して
カズ「失礼しましたー」
生徒会室をでた
明日、櫻井翔……ちゃん……と話できる!
翔……ちゃんって名前で呼びたいな
やっぱ俺浮かれてたんだ
自分で自分の変化に気づかないまま……