• テキストサイズ

Moonstone キミはキミだよ【Kazu.N】

第27章 ナン…でだよ?


 カズside

 マジ、マジしちやいけねって事ぐらい分かってんのよ。でも……でもさ、俺は翔ちゃんにもう一度……

 カズ「ごめん……」

 って呟いて携帯を借りて……携帯を取られた事気づいていない翔ちゃん……不安になるよ

 どうしちゃったの? 翔ちゃん? 

 それはゆなちゃんからのメールでさ、そう言えば、生徒会室に二人一緒に来てゆなちゃんが

 翔ちゃんに『大丈夫?』って聞いたんだよね

 〈大丈夫? 〉俺は、底知れぬ恐怖みたいなのを感じながらメールを……読んだんだ

 
 from 翔ちゃん to ゆな

<翔ちゃん大丈夫? やっぱり今日休むべきだったんだよ。昨日まで入院してたんだもの。二宮センパイに話のは、今日じゃなくてもね? 体調戻ったら話そう? あたしが相葉センパイに話たいって言ったから……ゴメンね。あのね、あたし相葉センパイに……あ、いいや。あたしの事はまただ。今から生徒会室に迎えに行くね。一緒に帰ろう?>

(入院? ぇ)

 ビツクリ……した……思っても無い内容でさ。頭真白になっちゃって……

 翔ちゃんの携帯電話を返して……

 クセ? らしい? アゴを左手で擦りながら、意味なく部屋中ウロウロしちゃうくらい動揺しちゃってた……

 だから


 "コンコン"

 ビクっ! 

 扉をノックする音に恥ずかしいくらい驚いて、ビクッてしちゃったんだよね








/ 249ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp