Moonstone キミはキミだよ【Kazu.N】
第3章 不思議な女の子
カズside
カズ「終わったぁ」
う~んとノビをしてグラウンドを……
(いねぇし!)
教室の壁掛け時計を見ると、19:00過ぎてるしさ。
役員達に片付けるよう指示する。
(たく、仕事がありすぎなんだよなぁ。顧問の松本センセは顔出さねぇし!)
ま、来週から新入生の役員達来るし楽になるだろ。
自薦、他薦、俺みたいな? 強制。
ふと、何でかあの娘が、浮かんで……不思議な女の子が。
(なんで?)
バンツ!!
(……)
んなドアの開け方すんの一人だし!
カズ「うっせーよっ! 相葉さん!」
幼馴染みで、同級生だ。
雅紀「カズ帰ろ!」
悪びれた様子ねぇし! いつもの事だけど!
帰り道
雅紀『聞いてよ』
と相葉さんは勝手に話始めたんだ。
気になる女の子がいるってね!
(ほー、さて当ててあげますかね)
ついネ。俺の悪いクセが……からかいたくなるの。
フフフごめんよ! 相葉さん