Moonstone キミはキミだよ【Kazu.N】
第132章 騒々しい新年会
翔「今は、専門学校の1年生で……」
ぇ?
カズ「翔ちゃん? 何浮気してんの?!」
翔「う、浮気?」
翔ちゃんてば! 目を離した隙に倫弘くんと!
アハハハハハ!
大野さんの大爆笑につられたように、全員大爆笑
X'masの時みたいには、真希さんやママさん達は場を引き締めてくれなくて
一緒になって大爆笑
それに一番迷惑を被ったのが、翔和くんと、智希ちゃん。大泣きしちゃって……
なんか疲れた。正月から…… 俺、今年厄年何じゃない?
彰弘「大丈夫。カズくん分かってるから。翔ちゃん? 成人式の着物を、我々、じじ.ばばに作らせて欲しいんだけど…… どうかな?」
翔『おじいちゃま……』
瀬菜「翔ちゃん。璃菜(りな)は、家業を継ぐため、ウチの人。涼介に付いて修行中でしょ?会いたがってたけど。涼介もよ。今教わってる事、もう少しものにしたら「翔ちゃんと、ゆなちゃんと一緒に遊びたい」って言ってたわ」
翔「瀬菜おばさまぁ……璃菜ちゃんに「私も会いたい。一緒に遊びたいって、おじさまにも宜しく伝えて下さい……」」
翔ちゃん…… 泣いちゃったんだ
良かったね
翔ちゃん……
翔Side
櫻井のおじいちゃまの言葉、おじいちゃまたち、おあちゃまたちの気持ちが嬉しくて
私の母。紗菜ママの、直ぐ上のお姉さんで、智さんのママ、真菜さんの妹。結城家の家を継いだ次女の瀬菜おばさま。おばさまの旦那さまの涼介さん。3つ上の従姉の璃菜ちゃんとも、交流を持てる様になった事が嬉しいの