Moonstone キミはキミだよ【Kazu.N】
第131章 良かったね。
翔side
ーその日の夜ー
翔「私、何度も言うけど…… こんなに、生まれて来て良かった。と思える日が来るなんて思ってもなかった。パパ達の思いを、知る事が出来て……」
ゆな「翔ちゃん。あたしも一緒。ホント幸せ……」
翔「ゆなちゃん。良かったの? 明日、相葉センパイ東京帰っちゃうんでしょ? 一緒に過ごさなくて?」
ゆな「大丈夫! まぁセンパイも、ご家族とも過ごしたいだろうし。それに…… あの後、まぁセンパイね、あたしを、ご両親に紹介して下さって。改めてあの時の事を、謝らせて頂いたんだけど…… 反対に『まぁの為に一生懸命で誠実なゆなちゃん。まぁを宜しくお願いしますね』って…… 自分で言うの恥ずかしいんだけど…… 言って頂いて…… もうそれだけであたし……」
そう言って、ポロポロって涙をこぼしたゆなちゃん
良かったね。ゆなちゃん……
私も言葉も無く、ただ…… ゆなちゃんを抱きしめて一緒に泣いたの
感傷に浸りたい時は、大好きな人達のDVDを見るんだけど
初めはとても辛かったけど……
大好きな赤色王子様の
『誠意』
溢れるれるあの言葉を胸に
ゆなちゃんと二人、頑張ろう! って!
だって! 会えなくなった訳じゃないもの!
だから、今でも持ち物とかイメージカラーの物が多いし……
そこをね? カズセンパイはチクチクと…… ね?
さて! 今日は何見ようかな?