Moonstone キミはキミだよ【Kazu.N】
第116章 パパ達の歓喜と嫉妬
智side
大野家リビング
雅紀からゆな宛のメッセージ
『ゆなちゃん元気?イイ?絶~対!無茶な事は、しちゃダメだよ?俺の、両親に直談判行った時みたいな事。ホントダメだからね!もう少しで逢えるから頑張ろうね!』
カズから智へのメッセージ
『相葉さんに《俺としては、智希ちゃんがママ似。千紀くんがパパ似。で、良かったな。と思ってんだけど相葉さんは?》って送っといたから』
雅紀から智へのメッセージ
『って来たから《ホント遺伝子ってスゴいよね》がまぁくんの答えでぇす!』
潤「何これ?」
智「ハハ!メッセージが渋滞してるし!」
全く。バラバラ好き勝手にメッセをさ、好きな時に聞いてるし
俺宛のメッセだからって
翔『ゴメンなさい!でも声が聞きたいの!』
っていう可愛らしいお願い。オイラが断るわけないでしょ?
サクラ姫は……
潤「笑い事じゃねーよ智子!ハハハ!たく、カズのコのヤツ」
智「そういうお前こそ、笑ってんじゃねえか! 潤子!そこに、相葉ードまで乗るかね?」
んなことしたら、可哀想に、サクラ姫が
翔『智さん、カズ先輩がゴメンなさい』
ってさ、で……
ん?アザミ姫は?
相葉くんのメッが来た日は、繰り返し聞いてるアザミ姫が…… サクラ姫もだけどさ
翔「翔和ちゃん、潤奈ちゃん。今ママね、智希ちゃん、千紀ちゃんに、ご飯を食べさせてるの。ね? そんなに怒らないでヨシヨシしてあげましょ? 違うね…… 寂しいんだもんね?お姉ちゃんじゃ、ママの代わりにはなれないけれど、私とゆなちゃんが少しだけママになってあげるから、一緒に遊びましょ?」
ゆな「翔和ちゃん、潤奈ちゃんは、お姉ちゃんがヨシヨシしてあげる!」
潤奈「ちゃ」
ゆな「そう!お姉ちゃん」
翔和「マンマ」
翔「大丈夫。ママ戻ってきてくれるから心配ないのよ」
真菜「いいお嫁さんになるわね」
優「考えたくない」
貴弘「私もですよ」
実代「まだ先ですから。ね?」
カナ「私…… 幸せな空間にいてもいいんですか?」
領「カナはもう家族だからね? 天使ちゃん達に俺なんて…… 領くん? 領ちゃん……」
もう!みんな自分勝手にさ……
智.潤「こら!翔和ちゃん、潤奈ちゃん!(オイ!コラ!領!)」