Moonstone キミはキミだよ【Kazu.N】
第109章 命の誕生③
カズ「……ナニソレ?! …… でしたよ。全くさ」
「ハハハ! 全くだ! ナニソレ?! だな!」
実は…… ですね、今ワタクシ、相葉さんの所属する球団の寮の管理人の、克実さんと話しているんですどね
さぁ! 二度寝しよう! ……ナンテ気分になる訳も無く……
嬉しいし! 目が冴えたし!
相葉さんにも
この喜びを伝えてあげよう! そう思って
克実「……それにしても、二宮くんに相葉くん、その何だ…… 彼女ちゃん達も偉いよなぁ」
カズ「翔ちゃんと、ゆなちゃんね? 良い加減覚えてよ! でも、俺は球団の方が偉いと思ってるし。感謝してんの。 俺達が頑張るのは、当然じゃん? けど、球団は究極、相葉さん切るとかさ『別れろ!』 とかさ言える立場な訳よ。 けど、それをしないでさ、相葉さんを信じてくれて…… 尚且つ、相葉さんも真っ直ぐだなって…… 頑張りに免じて、外部との連絡を再開してもいいって。シーズンオフだからって、言われたのに当初の…… 『年末迄は』の約束律儀に守っちゃってさ、俺だったら…… だから俺は…… 相葉さんと、ゆなちゃんの為に何かしてあげたいんだよね?
克実「そんな事言って! 二宮くんも律儀に約束を守るタイプだよね? とにかく! 俺も、君達若い恋人達の恋の手伝いをしていると思うと、本当頑張って欲しい! って応援してるんだよ。 それに、今日みたいな、周りの人達の面白エピソードを聞くのも楽しくてね(笑)」
カズ「アハハ(笑)…… そういえば……マダ、男の子か女の子か連絡来ないや。 大野さんはともかく、松本センセ迄…… 色々と混乱してるんだろうから…… もう少し待ちますかね? じゃぁ! いつもの様に克実さん! お願いね?」
克実「あいよ! 相葉くんの所行ってくるよ!」