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Moonstone キミはキミだよ【Kazu.N】

第105章 領の告白


 領「カナ、翔ちゃん、二人を傷付けて。本当にゴメンなさい。カナ、俺が大人の敷いたレールに乗って医者になる事を迷ってた時、学業を疎かにして成績がギリギリまで落ちて……ノート貸してくれたりとか、色々助けてくれた事感謝してます。翔ちゃん……謝る事が出来て余裕が生まれて、仲を取り戻したくて。ちょっと強引にお茶に誘ったりとか……その一方で、カナにもいい顔して……その為にカナは苦しんで来たんだよね……翔ちゃんが、一途に二宮くんの事を想ってるの知ってて……どっちつかずの俺の態度がカナを追い詰めて。翔ちゃんに惹かれてました。でも……いつも傍で、支えてくれたカナ。近くに居過ぎて……駄目な俺を甘やかしてくれるカナ……今回の事、全て俺が招いた種です。カナが俺の為に……自分の事顧みず、無謀な事させたのは俺……本当にゴメンなさい。その事に対して、翔ちゃんは誠実に接してくれた……ありがとう。カナ今までごめんネ。俺が留年もせず医者として1歩を踏み出せたのは、カナのおかげです。カナこれからは…… ずっと俺の傍に居て下ださい」


 泣いちゃったカナさんを

 領さんは抱き締めて


 翔「良かったカナさん」

 カナ「翔ちゃん……本当にゴメンなさい」


 ホントに良かった……




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