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Moonstone キミはキミだよ【Kazu.N】

第17章 衝撃


 カズside

 翔「な、何するんですか? 返して下さい!」

(……)

 翔「二宮センパイ?」

 瞬間受けた衝撃。

(可愛い過ぎっ! 整い過ぎでしょ!)

 取り上げた眼鏡を持つ左手を宙に浮かせ、目を反らすことができない俺

 後で思ったんだ。きっとポカーンと口も半開きだったはず。って

 くっきりとした綺麗な二重の瞳。透き通る様な白い肌。プルンとした紅を引いたた様な魅力的な唇

 胸がキュッって締め付けられ、でも暖かいトキメクような感覚に包まれたんだ


 翔side

 翔「な、何するんですか? 返して下さい!」

(……)

 翔「二宮センパイ?」

 ビックリしたの……センパイが

 カズ「不器用さんなんですね?」

 って……

 ちょっぴりムッってしてしまって……

 気ついたら、眼鏡を外されたの。なんで? 

 二宮センパイ何も言わないの……

 視線を合わせたまま、身動ぎ出来ないよ

 涙で濡れたような涼しい目元。シャープな美しい輪郭。すこし薄い唇。顎のほくろセクシー……可愛いらしい容姿って(男性に可愛いって失礼だけど。ゴメンなさい)

(眼鏡……)

 ……なんとか立ち直って……

 ううん……胸がキュッって締め付けられて、でも暖かいトキメク感覚に包まれてたの

 眼鏡をスッと取り戻して……取る瞬間二宮センパイの手に……指先で軽く触れてしまって……





























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