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Moonstone キミはキミだよ【Kazu.N】

第14章 テンパる二人


 カズside


 カズ「お待たせ」


 彼女はソフアから立ちあがっちゃったよ

 テンパってるネ


 俺は左手を差し出したんだけど

 ジッと俺の手を見つめておずおずと左手を……


 握手しちゃったよ! 
 俺もテンパってるし! 


 カズ「二宮和也です。2年生徒会長です」

 翔「櫻井翔……です。1年生です」

 声小っちゃ! 

 ね、ここでね。優しい言葉かけてあげれば? いんだけどさ、天の邪鬼のワタクシなもんで

 カズ「座ろ? よろしく! 任務遂行頼む!」

 やはり浅く腰掛けて


 翔「任務? え?」

 腰浮かせてるし

 ソフアから落ちるなよー。


 あー心配

 なんか、イメージより……いちいち反応が可愛いなぁ


 カズ「あれ? さっき封筒受け取ったよね?」

 翔「封筒?」

 ごそごそと封筒探して鞄から出して内容確認して

 翔「あ!」

 ビックリし過ぎたんだね? 

 やっと俺と視線を会わせてくれたもん

 にっこり笑うと、すこし頬を紅く染めて……


 〈生徒会役員推薦状〉生徒会長 二宮和也

 〈拒否券 (権)〉櫻井翔 樣宛て

 〈生徒会役員決定状〉生徒会顧問 松本潤

 三枚の紙を見比べて? って顔

 だよね? 


 洒落なんすけどね? 


 反応が楽しみですよ



















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