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Orange Topaz~初恋と宝石~【kazu.N】

第62章  飾らずにそういう事が出来る貴女が好き~K~


 仲間はありがたいよね? 

 俺から誘ったのに『自分達が誘った』……とかさ

 ホントに俺も、始めそんなツモリ無くて

 雅紀『カズの新居が見たい! 皆も見たいよね?』

 ミラクル相葉の一言で…… 飲み始めたお酒を無理に切り上げたもんだから、俺以外のメンツで『行こう!』とか盛り上がってると思ったのに…… 寂しさを感じつつ聞いてたのに……

 翔『見たいかも』

 いつも大人な翔ちゃんが

 潤『行くか!』

 潤くん迄……

 トドメに

 智『やっぱ謝りに行かなくちゃ』

 大野さんの一声で

 でも助かったのは確かで、半分『酔ってますよー』のテイで帰宅した俺にのんちゃんは

 カズ『俺以外の客が来た時はそんな開け方しちゃだめでしょ!』

 ってちょっとお説教したくなるくらいのテンションで出迎えてくれて、オマケに

 のん『トンカツ作りすぎちゃって(ニコっ)』

 と可愛く首を横にかしげて

 のん『皆さんもどうぞ召し上がっていきませんか?』

 何て言っちゃったもんだから……単純な男達は(俺も)

 気象系王子'S『頂きまーす!』

 で、皆の『俺を無理に誘ったんだ』

 って言うセリフにのんちゃんは

 のん『カズくんの事。誘ってあげて下さい……私の事は……』

 カズ『皆、有難う俺の為に……のんちゃんお願い。後でゆっくり話し合おう?』

 一瞬微妙な空気が流れたけれど、そこは皆大人で、俺も楽しかったんだ

 久し振りに皆とワイワイ食事が出来て

 のんちゃんのセリフには優しい子だから本気で皆に『俺を誘ってあげて下さい』って言ったのも混じってるんだろうけど……

 これってさ旦那が『早く帰る』って約束したくせに遅くなって『嘘ついて!』と言っても良いパターンなのにさ……

 のん『急にお客連れて来て!』

 って言って怒るでもなく

 それ処か、気象系王子'Sの高校時代

 会社での武勇伝を聞いて

 のん「スゴいですね! 皆さんさすがですね?」

 って笑ってんの

 






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