Orange Topaz~初恋と宝石~【kazu.N】
第55章 可愛いすぎ過ぎでしょ苺ちゃん~K~
カズ『今日は何かな~?』
俺独り言ヤバイ? (笑)
カズ「ただいま~…… え?
カレー? ビーフシチューかな?
スンゲー良い匂いすんのに…… なのに真っ暗って……
変な汗が出てきてっ……
のんちゃんを失う? う、そ……
ガチャッ!
覚悟を決めて! リビングの扉勢い良く飛び込んで!
居ない!?
ん? キッチンの方からか細い声が…… 覗くと
カズ「のんちゃん?! なんで泣いてるの?!」
床にピタって表現がぴったりな……
太ももをくっつけて膝から下を外にして座って……
シクシクって……
ッ電気!
キッチン、リビング、ダイニングの電気を点けて……
あ~(笑w)
のん「カズくんゴメンなさい~」
カズ「ぅん」
俺の視界蓋の開いた炊飯器が…… 笑うなよ! 俺!
のん「ビーフシチュー作ってたの…… お肉煮込んでトロトロに…… たまねぎも飴色に…… 小麦粉から本格的にぃ」
ダメ…… 笑いたいぃ(^_^)
のん「御飯炊き忘れたのぉ」
カズ「アッハハハ!」
のん「パンも……」
(笑)ね? 完璧な奥さんなんて…… でしょ?
可愛いすぎでしょ苺ちゃん!