Orange Topaz~初恋と宝石~【kazu.N】
第46章 急変②~ヤマトsaid~ヤマトの懺悔、告白。~ヤマト~
瞬間表情が強張ったのは?
後でタケルの仕業…… と聞いたんだけどね
病室近くの待合室へ
奇跡的に誰も居ないし……
横目で彼女を見ると、ガチガチじゃん!
クスクス(笑)
ついね、強気な女の子がね? (笑)
けど、檸檬ちゃんはへソ曲げたらしく
ヤマト「亜子ゴメン。可愛い反応するからさ」(笑)
亜子「な、バ…… カ…… ヤマト」
声小さくなってくし(笑)
(可愛いな)
ヤマト「うん、俺バカだったよ。檸檬ちゃんにさ、大人のハキハキした女が好みって言ってさ。檸檬ちゃんみたいに暖かい優しい女の子が好みなのにね……」
泣き続けていたのに、今は涙を堪えようと、健気な亜子……
ヤマト「ありがとう。のんの為にいつも。タケルが結衣ちゃん傷付けて。冷静に動いてくれてありがとう。あの場に残してゴメン。亜子大好きだよ。大人な女より甘えたさんの女の子になってさ、これからは俺を頼って? …… 付き合おっか?」
亜子「あたし、口悪いし……」
ヤマト「優しさから来てるよね?」
亜子「天の邪鬼だし……」
ヤマト「一緒だね」
亜子「あたしヤマトさん…… 多分好き」
(多分かい!)(笑)
本当天の|邪鬼《笑》
まぁ、そこが可愛いんだけどさ(笑)
ヤマト「ありがとう。大好きだよ」
亜子「あたしも、大好きでした。ずっと……」
ヤマト「ありがとう…… ずっと…… 一緒にいよう!」
ずっとずっと一緒
いつも、小競り合いしてたね、俺ら
君の一生懸命反論してくるころが好きで ……からかってたんだよ
男は、ガキだから、好きな子をね
ついね…… からかいたくなるんだよ
号泣してしまった檸檬ちゃん
細い身体を抱き締め
ヤマト「守るよ……」
と囁いた