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Orange Topaz~初恋と宝石~【kazu.N】

第92章 新しい年~K~.~苺~


 -自宅リビング-

(2013年か…… 新しい年を今年も迎えることが出来た)


 のん「4月頃には亜子はママ…… 結衣も8月頃には…… いいな」

 ポロリと涙が


 のん「カズくん……」

 溢れんばかりの愛を示してくれるカズくん


 こんなにも幸せなのに…… 時々襲ってくる焦燥感

 幼い頃から……

(薬……)

 ヤマト『もうダメだよ?』

 タケル『量を守って?』

(お兄ぃ……)


 数年前にも、この間も心配掛けたばっかだもん

 少し休もうかな? そしたら気分も直ってるかも


 カズ『風邪引くと悪いからさ、昼寝はソファーではダメだよ?』

 ほらね…… 私はこんなにも幸せ。皆に甘やかされて

 のん「毛布掛ければ大丈夫だよね?」


 人の幸せを羨んでも仕方無いよ


 亜子と結衣とは、違う幸せが

 私にもあるもの




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