Orange Topaz~初恋と宝石~【kazu.N】
第90章 姫達には敵わない!~K~
のん『カズくんは…… て、み…… 支えて…… た…… る様になり…… の』
(^_^;)
もうさ…… 涙引っ込んじゃたよ
俺ものんちゃんも…… てか俺の涙腺が崩壊しそうだったのよ
俺の『懺悔』にさ
のん『カズくんを信じてる』
嬉しい言葉を言ってくれて…… 嫌われたって仕方無い『告白』
スゲぇ怖かったのにさ……
カズ「うふ…… ククク」
のん「カズくん…… 笑い過ぎ…… うふふ」
カズ「のんちゃんだって笑ってんじゃん(笑)」
ヤマト『良くさ、何も言わなくても目を見れば分かるとか言うけどそんなの稀って言うかよっぽどじゃない限りさ……』
タケル『大切な事程相手にきちんと話をしなきゃならないのにさ、そんな大事な事疎かにしてさ……』
ホント二人の言う通りだよね
という事で、さっきの、のんちゃんの言葉を聞きたい訳なんですが…… でもね……
カズ「のんちゃん、呼吸を整えて大丈夫になったらマタ俺に聞かせてよ。今は無理しないで。無理するとさ、呼吸とか苦しくなったら大変だから…… ね?」
そして、のんちゃんは言ったんです
のん「カズくんは私を受け止めて、認めてくれて、支えてくれた ……私もカズくんを支えられる様になりたいの」
瞬間ワタクシはノックアウトですよ
ソファーとテーブルの間に、チョコンと向かい合って座ってたんですが…… 俺はソファーに体を向けるとのんちゃんに顔が見えないように突っ伏しちゃいまして……
のん「カズくん?」
凄く不安そうに俺を呼んだのんちゃん
俺は心配ないって、のんちゃんを安心させてあげたくて
カズ「ありがとう。のんちゃん。ヤマトと、タケルの言う通りだ。人は目を見れば通じ合えるとか稀だもん。大事な事ほど、言葉にしなきゃ伝わらないしね? のんちゃん泣かせちゃってゴメン。けど、俺達もっと仲良しになれたよね? これからはもっと、お互いに思いを伝えていこう。ね?」