Orange Topaz~初恋と宝石~【kazu.N】
第80章 遠慮と尊重と尊敬~K~.~苺~
インターフォンが鳴って
カズ「ただいまー」
のん「カズくん! お帰りなさい!」
あ! 忘れた!
カズ『のんちゃん。例え俺だって確認出来ても、カメラで確認をして、もう一度、声を聞いてからドアを開ける事! 他人には尚更だよ? いいね?』
やちゃった……と思って……おそるおそるカズくんの顔見た瞬間
何かあったの……カズくん?
けれどそれも一瞬だけで……いつものカズくんの様に見える……けど
リビングに入った瞬間……
カズ「久し振りに我が家でのんちゃんと二人で過ごせる! って、ルンルンで帰って来たのに……アナタ方がいるって……何なんすかこれ初めて」
思いっきり嫌そうに、いつもの感じで言ってるけど……目が赤いよカズくん……
けど今お義母さんと、和花ちゃんに心配掛けたくないんだよね?
お母さん、和花ちゃんも気付いてて……
でも気づかないフリで……